2013年3月17日日曜日

GoogleReaderのサービス終了について思うこと

Google Reader 代替にFeedly が名乗り。他社アプリのAPIアクセス受け入れも表明

そっち側では結構な騒ぎになっていますね。
かくいう私もRSSリーダーは愛用しています。

Reeder AppStore

一般の人よりもやはりネット依存度の高い人やブロガーにとって
ダメージが大きいようです。
事実上、同期を取れるRSSリーダーサービスはほぼ
GoogleReaderを使用することになっていましたからね。
今後RSSがどうなっていくのかとか、代替サービスはどうするのかということで
みなさん駆け回っているようです。

私が気になるのは、もう少し大きな話です。

インターネットは既存のマスメディアを見ていては知ることができないような
情報が多く存在していました。
マスコミが隠そうと思えば隠せて来たことが、ネットでは隠せないので
当初マスコミは徹底的にネットを敵視していましたね。

抑えることができない状態になってきたので、今度は逆になんとか
取り込もうとしているようです。

HP同士の繋がりや個人ブログをRSSに登録するといったことは排除していき
比較的自分たちがコントロールできる以下のものに人々を押しこみ
相変わらず主導権を握ろうとしているように見えます。(良いか悪いか別として。)
・検索エンジン
・ポータルサイト
・SNS

実際に隠したいような話は検索しても初めの方の検索結果には
出ないようになってきている気がします。
ポータルサイトも昔は独立系も多かったのですが、今のメジャーなものを見てみてください。
ほとんど大手企業に飲み込まれてしまいました。
SNSもそうですね。今では一番、個人が特定されるがゆえに発信しづらい
Facebookを推しているようです。
ブログサイトもそうですね。大手ばかりになってきました。
都合の悪いことはそのサイト管理会社に連絡して削除してしまいます。

私はこの先、個人が自由に発信し、それを自由に受け取れていたインターネットの力が
マスコミの力で弱くなっていってしまうことを心配しています。

匿名系のサイトも、2chのように攻撃するか、ニコニコのように取り込む方向に
動いているように見えます。

個人が本当の意味でつながることができるネットワークの避難所を
探しておく必要があるかもしれません。



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